結婚は「幸せにしてもらう」ものではなく「2人で幸せを育てる」もの

結婚相手とは･･･？

「婚活」という言葉を聞くと、つい“どんな相手がいいか”と
相手に求めることばかりに目が向きがちですよね。

もちろん、それは自然なこと。
理想のパートナー像を思い描くのは、結婚への第一歩です。

けれど、少しだけ視点を変えてみてください。
「私は、お相手に何をしてあげられるだろう？」
この問いかけをしてみると、意外と答えに詰まってしまう方が多いのです。

「う～ん…特に何もないかも」
そんな風に感じてしまう方もいるかもしれません。

でも、してあげられることが“何もない人”なんていません。
自分でまだ気づいていないだけなのです。

たとえば──
・あなたの笑顔でお相手の疲れを癒すことができる
・清潔で心地よい部屋を保てる
・お弁当を作ってあげられる
・体調を気づかって健康的な食事を用意できる
・お相手のご両親を大切にできる
・落ち込んだ時に優しく話を聞いてあげられる

どうでしょう。
こうして考えると、誰の中にも“できること”がいくつもあるはずです。

結婚は「相手に幸せにしてもらう」ものではありません

結婚は「相手に幸せにしてもらう」ものではありません。
この考えのまま婚活を進めてしまうと、
どんなに素敵な出会いがあっても“欠けている部分”ばかりが目に入ってしまい、
本当にあなたに合う人を見逃してしまうことがあります。

結婚とは、お互いが支え合いながら2人で幸せを育てていくもの。

少し相手に足りないところがあっても「その部分は私が補ってあげよう」と思える関係が
長く続く“居心地の良いパートナーシップ”を育てます。

そして逆に、あなたが苦手なことは、お相手が補ってくれる。
そうして“お互いの凸と凹”が重なって、温かい関係が形づくられていくのです。

条件より心の通い合い

理想を100％満たす人はいません。
完璧ではないからこそ、人は惹かれ合い、支え合えるのだと思います。

婚活をしていると、つい「もっと条件の良い人を」と思ってしまう瞬間があるかもしれません。
でも、条件だけでなく“心の通い合い”を感じられる人との出会いこそ、幸せな結婚への道です。

プロフィールや条件だけで判断するのではなく、
実際に会って話すことで見えてくる“相性”や“温かさ”を感じられることこそが
あなたに相応しい結婚相手です。

多少条件が揃わなくても会ってみること。
それ以外にお相手の内面や、2人の相性を確認する方法はありません。

まとめ

結婚は、誰かに幸せにしてもらうものではありません。
お互いが「幸せにしたい」「一緒に幸せを育てたい」と思える関係が、本当のパートナーシップです。

大人の婚活は、焦りや迷いもあるかもしれません。
でも、自分の“できること”や“与えられる愛情”に気づいたとき、出会いの見え方はきっと変わります。

「この人となら、穏やかであたたかい時間を育てていけそう」
そう感じられるご縁を、焦らず丁寧に探していってくださいね。