「それでも年収に拘りますか？」誰も知らない高収入の落とし穴

こんにちは。結婚相談所エターナル湘南の仲人士中村です。
女性のあなたは結婚相手の年収に拘りますか？勿論、お金は沢山あった方がいい･･･ですが、幸せな結婚をしたいなら婚活における年収のカラクリも知っておいて下さい。

「結婚相手の年収に拘りますか」誰も知らない高収入の落とし穴

お相手検索をする時に絞り込み検索をすると思います。地域や年齢や人によっては学歴や年収も。実は年収に関しては私は絞り込みはあまりお勧めしません。と言うのは、年収は会社員であれば昨年度の源泉徴収の額、自営業や会社役員なら昨年度の収入証明書の額が記載されています。いずれにしても昨年度の金額です。

もし昨年度に転職をしていれば一時的に昨年度の年収はダウンしていることがあり、その年収が記載されているので本年度の年収がUPしていてもそこではわからないわけです。

又は、資産がある場合もあります。土地・家屋・預貯金など。これもまた年収欄ではわからないこと。その人のプロフィールの詳細を見て初めてわかることです。

つまり、年収に金額を入れて絞り込み検索をすると良い人を見落としてしまうことにもなりかねません。

日本人男性の平均年収は？

国税庁による平成30年分『民間給与実態統計調査』によると平均給与は 441万円、男性545万円、女性 293万円と報告されています。

男性545万円？　ところが平均というのは年収が数千万円以上の高額取得者も含めての平均の為、数字上は引き上げられてしまうので、実際は420万円程度と言われています。

実際の平均の目安としては年代×10と言われています。

20代×10＝200万代
30代×10＝300万代
40代×10＝400万代
50代×10＝500万代

今や女性も高収入の人が多く、40代ともなれば男性の平均より遥かに稼いでいる人もいます。しかし一般的にはこのくらいなのだと心得ておいた方が良いです。もしあなたが高収入の女性であっても、30代の男性なら300万代なら決して少ないわけではない、40代の男性なら400万代で普通･･･ということを。

年収が高い男性のもう一つの落とし穴

年収が高い人と結婚すれば、住む家も車も旅行も買い物も不自由なく裕福な暮らしができると誰もが思うところでしょう。しかし、ここにも大きな落とし穴が潜んでいる場合があるのです。

果たしてそのお金が自由に使えるのか？

それはどういうことか･･･。お金の管理です。高収入であっても男性がその財布を握り、奥さんには生活費としてほんのわずかしか渡さない、という人もいるのです。お金持ち程ケチということもありますよね。1.000万近く稼いでいる男性が「結婚したら家賃の他に生活費10万渡すからそれでやってくれ」と言われ、交際終了したという実例もあります。

玉の輿婚の落とし穴

男性の実家が裕福な場合、いわゆる玉の輿に乗った場合もお金に困ることがなく将来も安泰と思うかもしれませんが、実はここにも大きな落とし穴がある場合があります。

これは仲人のベテラン先輩から聞いた話しです。玉の輿婚で女性の実家が同等か以下の場合、お嫁さんは裕福な実家から大事にされず幸せになれないことが多いのだと。女性は玉の輿に乗るより自分の実家の方が裕福である方が男性の実家から大切にされるそうです。「よく家にお嫁に来てくれたわね～」という具合に。えげつない話しですね。そんなことを沢山見てきたそうで「玉の輿を狙うより逆の方が女性は幸せになれるのよ」って。なるぼど～と思いますよね。

年収はずっと続く約束ではない

年収は不動のものではありません。いつ何があってリストラされるかもしれません。脱サラするかもしれません。勤め先や自営の会社が倒産するかもしれません。高い年収を条件に結婚相手を探した場合、そんな事が起きたらどうですか？乗り越えられますか？

逆に今現在年収が低くてもこの先UPしていく可能性はあります。年収は低かろうが高かろうが不動ではなく変わる可能性があるということを知っておく必要があります。年収はずっと変わらない約束ではありません。

結婚後、倒産した実例

当結婚相談所で会社社長さんと結婚した会員さんがいました。その女性会員さんは男性の平均年収を遥かに上回る高年収でしたので、選んだ相手は自分の年収以上の人を希望していて、その希望が叶い、勿論それだけでなくラブラブで結婚しました。

結婚して１年経った頃、ご主人の会社が倒産してしまったそうです。一時は離婚も考えたそうですが、そんな時もご主人が彼女といる時に幸せそうな顔をしていて、その顔を見たら私が主人を支えよう！と思ったそうです。今も２人幸せに暮らしています。収入より大事なのは愛ですね。

男性の年収に対する考え方は「＋α」

1人暮らしをしている女性ならわかると思うのですが、結婚したら今のあなたの年収＋男性の年収 になるのです。たとえ男性が高収入でないとしても、たとえあなたが結婚したらフルではなく時短で働くとしても、今よりプラスαになることは間違いなく、充分ありがたいことではありませんか？何より数字に見えない『安心感』も得ることができますから！